テストだって注意が必要なんです…
こんにちは。ピークウェブの櫻井麻衣子です。
今年も残すところ、あとわずかですね。
今年は、出産子育てにいっぱいで
大掃除まで手がまわりませんでした。
言い訳ですが…
それでは、本題です。
■WEBテストは検索結果に影響する?
今回も、日本版のGoogleウェブマスター向け公式ブログに
あった投稿をご紹介します。
ホームページの改善が重要というお話はすでにしましたが、
改善する際に様々なテストを行う方は多いでしょう。
テストを行う際に、SEO的に気なることは
「テストのためにコンテンツが似ているページを複数用意した場合、
検索結果に影響するのか?」
または、
「検索結果に悪影響を与えないテストの仕方はあるのか?」
ということでしょう。
今日は、その点をお伝えします。
◯じっくり調べたい方
Google公式ブログで確認してみて下さい。
↓
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2012/11/website-testing-google-search.html
◯まずは要点だけ知りたい方
WEBテストとは?
アクセスするユーザー毎にパターンの異なるページを見せて反応を調べるものです。
大きく分けて2つの方法があります。
・A/Bテスト
→固有のURLにアクセスしたユーザー毎にリダイレクトで異なるページに振り分け、
それぞれのページでの反応を調べる方法。
成績が一番良かったパターンでホームページを更新する。
・多変量テスト
→専用のソフトウェアを使って、特定のページ内のコンテンツ構成の組み合わせをテストする方法。
A/Bテストに比べて複雑なテストができる。
URLは常に 1 つ、各パターンは動的にページに挿入される。
多変量テストの方が様々なパターンの最適な組み合わせを効率良く知ることができますが、
専用のソフトウェアが必要になるため、
まずはA/Bテストから始めるのが良いと言えます。
Googleでは、無料でA/Bテストを行うツールを提供しているので、
是非利用してみて下さい。
さて、ここからが本題!
Google公式ブログで紹介されていた、WEBテストを行う際に、
検索結果への影響を最小限にどとめる方法をご紹介します。
Google公式ブログに掲載されていた手法をご紹介します。
・クローキングをしない
→クローキングとは、人間のユーザーと検索エンジンに対し
それぞれ異なるコンテンツまたは URL を表示することです。
・rel=“canonical”を使う
→複数のURLを用いたA/Bテストを行う場合は、rel=“canonical” を使用する。
rel=“canonical”属性を指定してオリジナルURLを指定する。
noindexメタタグではなく、rel=“canonical”を使う。
・301ではなく、302を使う
→A/Bテストでユーザーをテスト用ページにリダイレクトする場合は、
302(一時的)リダイレクトを使う。
リダイレクトがテスト期間中であることを検索エンジンに適切に伝える。
JavaScript によるリダイレクトを使用することも問題ない。
・テスト期間を適切に定める。
→ホームページの状況に応じて適切なテスト期間を定める。
(コンバージョン率やアクセス数によって異なる。)
→テストが終わっったら、テスト用のURLやプログラムは削除する。
必要以上に長い期間放置していると検索エンジンに対するギミックとみなされる危険性がある。
いかがでしょうか?
テストをする場合は、上記のことを念頭においてテストするようにして下さい。
ちなみに、rel=“canonical”は、同類のページが複数存在する際に、
オリジナルページを検索エンジンに伝える際に使う方法です。
テストにおいて重要なのは、もともとのページがオリジナルであり、
テストページが複製ページであるということをGoogle側に「正しく伝えること」です。
そうすることで、テストによって想定外に陥るリスクを減らすことが出来ます。
rel=“canonical”について詳しくはこちらを参照。
http://support.google.com/webmasters/bin/answer.py?hl=ja&answer=139394
是非、ホームページの改善テストも正しく行い、
検索エンジンに対して悪い影響を与えないようにしましょう。
【編集後記】
来年は、どこにお参りに行こうか、まだ決めていません。
ちなみに今年は東京の水天宮に行ってすぐに、子供を授かりました!
今年は、商売繁盛の神様にお参りに行こうかしら。
どんなところがあるのか、ちょっと調べてみます!
今日は以上です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
またご連絡いたしますね!
この記事へのコメントはありません。