SEOと日本語ドメイン

SEOにも流行り廃りがあります。(※追記あり

最近よく上位に表示されているサイトをご存知ですか?SEOなど、ネットビジネスに関心のある方なら、そんなに注意深く見ていなくても、検索結果にある傾向を持ったサイト(というかブログ)が上位に来ていることに気付きますよね。どんなサイトかと言いますと―

●ブログであること
●日本語ドメインを利用していること
●同テーマの記事が5つほど書かれていること

などが挙げられます。

例えば「カルティエ」というキーワードで Yahoo! で検索してみると―
上位10サイトのうち、なんと5サイトがこの傾向を持つブログです。これはグーグルよりもYahoo!にとりわけ見られる傾向のようです。

それぞれのサイトを見てみると、内容はもちろん薄くなっていますが、上位に表示させたいキーワードが記事中に盛り込まれています。タイトルにももちろん含まれています。こういったブログの大半にグーグル アドセンスのタグが貼り付けられています。とにかくこの手のサイトを大量に作って、アドセンスのクリック報酬を得る―という狙いがあるのは言うまでもないでしょうね。

外部リンクを見てみると、その数自体はそう多くはないようですが、なんと言っても特筆すべきは、作成後から上位に表示されるまでの時間の短さではないでしょうか。1か月以内というのも珍しくないです。さらに突っ込めば、特定の無料ブログを使っている場合が多いというのも特徴です。

●さくらのブログ
●seesaaブログ
●独自ドメイン

ちなみにさくらのブログとseesaaブログのシステムはまったく一緒です。さくらのブログを運営するさくらインターネットとシーサーが提携しているためです。

さきほど「無料ブログを使っている」と言いましたが、さくらのブログは有料です。さくらインターネットを使用するオプションとして使用することができます。以前はブログの数は無制限で利用できたのですが、今では1契約で50個を上限としてブログを作成することが出来ます。

また、通常日本語ドメイン(だけではないですが)を利用するには、当然一定のお金を払わなければなりません。ただしこの場合は、無料で日本語ドメインを使うことが出来ます。正確には日本語ドメインの中の、日本語の部分のみを使うことが可能と言った方がいいでしょう。

例えば上記の「カルティエ」の場合、日本語ドメインのPunycode表記への変換を行ってくれるサイト(http://punycode.jp/)で調べてみると、Punycode : xn--dckkh2i4h  となります。この「xn--dckkh2i4h」の部分を使うわけです。さくらのブログやseesaaブログは、サブドメインの形式(http://○○○.sblo.jp/)をとっているので、このサブドメインの部分を、「xn--dckkh2i4h」にすればいいというわけです。

さくらのブログやseesaaブログでは、今では人気の日本語ドメインはどんどん使われてしまって、例えば「カルティエ1」のような日本語ドメインで上位を狙うブログもあります。ただしあまり長いサブドメインはシステム上、使用することは出来ません。なんだか余計なこと(?)まで説明してきましたが、これらのことの中で、SEOに効果があるのは何かということです。

●日本語ドメイン
●ブログ形式
●同一のテーマで記事を作成(上位表示を狙いたいキーワード)

一時期、ブログが登場し、急激にブログの数が増加していったころ、検索エンジンでやたらとブログが上位に表示されていたころがありました。特に何も検索エンジン対策を立てないにも関わらずです。あまりにもブログが上位に表示されたからでしょうか、アルゴリズムの変更が行われ、上位に表示されるブログが大幅に減少しました。ただここ最近、以前ほどではありませんが、ブログが再び目につくようになってきたようです。

検索エンジンの動きや働きは、波を伴いながら急激に進化してきています。ブログだけではなく、2007年7月20日前後のystの変動のように、何を重要視するかの基準は常に変わっていきます。

それ以前は、外部リンクの数が多いサイト(もちろんリンクの質も大切ですが)が上位にくる傾向にありました。それ以後は内部要素が優れているサイトが上位にくる傾向にあるようです。外部要素に重きが置かれていた以前は、やはり内部要素が重要視され、そのようなサイトが上位にくる傾向がありました。

検索エンジンは、外部要素や内部要素の、さらにその中身の質や量などの細部を順位付けの判断基準として増加させながら、さらにその時々で重要視するモノを変化させていく― そういうものなのでしょう。


<<追記 07/08/22>>
※なお、現在Yahoo!では上記の無料ブログサービスを使ったサイトは上位にはあまり見られず、日本語ドメインそのもののサイトや、独自ドメインのサブドメインに日本語ドメインを利用したサイトをよく目にします。検索エンジンは日々進化、もしくは変化しているので、SEOは本当に難しいものです。

<<追記 07/08/31>>
Yahoo!において、日本語ドメインを使ったサイトで上位表示しているサイトがすっかり少なくなってしまいました。この方法を使いまくってサイトを量産していた方は、なんだか悲しくなったのではないでしょうか。一定の傾向が続くと必ず修正が加えられます。日本語ドメインがまったくSEO的に効果がなくなったわけではないでしょうが、以前ほどの効果は期待できないかもしれませんね。

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