コラム

「パンダアップデート 4.0」「ペイデイローンアルゴリズムの更新」「著者重視」でお決まりの「SEO業者全滅」

パンダアップデート

ベクトルは一緒。

ここ最近比較的大きな順位変動が起こっている。
その最大の理由と考えられるのが「パンダアップデート 4.0」の導入。

それだけではなく「ペイデイローンアルゴリズム」の更新も実施。

ちなみに1週間ほど前には、グーグルのマットカッツ氏が、
「今後は被リンクで評価しない。誰が書いたかで評価する」
という内容のことに言及。

で、それぞれについて分かりやすくごく簡単にまとめてみたい。

「パンダアップデート 4.0」

・パンダアップデートとは、低品質なコンテンツやサイトを排除するアルゴリズム
・今回の4.0は、その扱いが少し「ソフト」になった(らしい…)
・英語圏では7.5%のサイトに影響(言語により差があり)

「ペイデイローンアルゴリズム」

・スパムが横行しがちなサイトに対するアルゴリズム
・影響はごく軽微

「著者重視へ」

・被リンクをサイトの評価から外す
・誰が書いたかを評価の中心へ
・ただし数年は被リンクも評価

「SEO業者全滅へ」

これらを受けて、毎度お決まりの「SEO業者全滅へ」という結論に落とす記事をよく見かけるが、SEO業者が全滅するだけで済むなら大したことではない…。

ただ、今回のアップデートにしろ、更新にしろ、著者重視にしろ、グーグルが目指す方向性、つまり「検索ユーザーにとって良いものを提供する」ということはなんら変わっていない。

そして「商用サイトは広告を使ってね」という目的も持っていることは言うまでもないので、グーグルからアクセスを得たいと考えるなら「検索ユーザーにとって良いものを提供する」のか「PPC広告(アドワーズ)を使う」のか、少なくともどちらかは外せなくなってきている。

というよりも、SEOにしろPPCにしろ、何かひとつに頼るやり方はとても危険なわけで、その中でも特にSEOは不安定この上ない…

ただ、中毒性のようなものを持っているのもSEOの特徴かなとは思うので、その点は厄介な存在なんだけど…

関連記事

  1. 最近の出来事

    YAHOO!ショッピングのリニューアルとSEO

    サイトのお引越しに必要なことはなんでしょうか?ヤフー自体が…

  2. 最近の出来事

    続・YAHOO!ショッピングのリニューアルに関して

    リニューアルするのはいいのですが…ちょっと前に、「YAHOO!…

  3. 最近の出来事

    SEOと日本語ドメイン

    SEOにも流行り廃りがあります。(※追記あり)最近よく上位に表…

  4. コラム

    上位にいるサイトの全てがライバルというわけではない。

    直接のライバルとならないサイトを相手にしても…。S…

  5. 最近の出来事

    「動画でSEO対策講座」、始めました。(08/06/03)

    かなり飽きっぽいので続けられるかどうか…「動画でSEO対策講座…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. Googleの変動
  1. おすすめサイト・ブログ

    海外のSEO情報を得るには…
  2. メルマガ

    最適なキーワードの見つけ方
  3. 動画講座

    メタタグの説明文とキーワードを書こう【第6回】
  4. コラム

    タイトルタグで、キーワードは左、会社名は右ってホント?
  5. どんなサイトからリンクを受ければいいの?

    上位表示しているライバルサイトのバックリンクを調べる。
PAGE TOP