縦のつながりと、横のつながりを意識します。
バックリンク(被リンク)対策で注意したい事項に、『関連性の高いサイトからリンクをしてもらうと、より効果的である―』ということが挙げられますが、これは内部リンクに関しても同じことが言えます。
オンライン百科事典として有名な『ウィキペディア(Wikipedia)』は、膨大なページ量と、数多くのバックリンク、そして関連性のあるページへの内部リンクを盛んに行っていることで、高いSEO効果を生んでいると考えられます。
さて、下の図のような、ダイエットに関するネットショップを例に考えてみます。
“ダイエット”をメインキーワードとしてSEO対策を施したいサイトの場合、その下にダイエット関連のカテゴリページをもってくるのはもちろんですが、そのページは同じ内容の商品でまとめることが必要です(この例の場合は“サプリメント”と“器具”)。
そしてその下にそれぞれの商品ページがぶら下がることになるのですが、ここまでは問題ないサイトの方が多いでしょう。
さらに一歩進んだ対策は、図のような横のつながりです。サプリメントの商品ページ同士をリンクし、ダイエット関連のカテゴリページ同士もリンクする。
やり方としては、サプリメントの商品ページのフッターなどに、各サプリメントの商品ページにとべるようにリンクを貼れば良いでしょう。
ただし、商品ページが多過ぎて、1ページ内のリンク数があまりにも多くなる時は、さらに関連性を絞って、リンクの数を抑えれば良いと思います。
また、キーワードの近接度や、キーワードの出現頻度にも注意が必要です。
さらに忘れてはならないことは、下位のカテゴリページや商品ページから、上位のページへと戻るリンクを忘れないことです。上位のページは、関連性の高い数多くの下位のページからリンクを受けることになり、SEO対策の高い効果を得られるというわけです。もちろんこれは、ネットショップだけではなく、他の形態のサイト(ブログなど)にも該当します。
→ このページの内容を具体例を挙げて分かりやすく動画で説明!
[関連動画] 関連性のあるページ同士をリンクさせる【第11回】
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