サイトマップ(site map)で、ユーザーも検索エンジンも迷子になるのを防ぎましょう。
サイトマップはSEO、すなわち検索エンジンのために用意するものであるのはもちろん、ユーザーにも役立つものです。
その前に― サイトマップとは、サイトの構成がどのようになっているのかを表したリストのようなもので、とりわけページ数が多いサイトや、階層が深い作りになっている場合などに役立つものです。
検索エンジンは、サイト内のリンクをたどりながら、そのサイトの情報を収集していきます。あまりにもページ数が多かったり、階層が深かったりすると、正確にサイトの内容を把握できない場合があるのです。ですので、一覧にしてあげることは、検索エンジンに対して親切なことでもあるのですね。
また、サイトマップがあることで、ユーザーはそのサイト内で迷子にならずに済みますし、サイトの内容を把握しやすいことにもなります。ユーザビリティを高めるための方法のひとつでもあるわけです。
ここでサイトマップを作る際の注意点をひとつ。
サイトマップは、先に述べたように、SEO対策のためでもあり、ユーザーのためでもあるのです。ですので各ページへのリンクを貼るのはもちろん、テキストでのリンクにすべきです。
さらに1ページ内のリンクの数が多くなり過ぎると、ロボットは正確に認識できない場合もあるので、ページを分けて作ります。1ページ内のリンク数は100以内に抑えましょう。
ただ、検索エンジンのことを考えるあまり、リンクを羅列するだけになってしまってはユーザーのためにはなりません。すべてのページを記載することで見にくくなってしまう場合は、主要なページへのリンクを貼るだけでもいいでしょう。
検索エンジン用としては、グーグルのウェブマスターツールのようなサービスがありますので、そちらも併用していけば良いと思います。それはまた別の機会に。
最後に参考となるサイトマップを紹介しておきます。日経BP社が運営するサイトです。ご参考までに…
http://itpro.nikkeibp.co.jp/sitemap/index.html
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